おいっす。
大型二輪免許を持っていてバイク🏍が大好きなOGUNAです。
今回は私的なことになりますが自動車部品製造の職種に就いている自分が考える自動車産業の未来について書こうと思います。
【この記事の言いたいこと(まとめ)】
今の職場でバッテリーの仕事が増えていくなら転職も考える。水素自動車でエンジン開発に関われる仕事が残ってるなら会社に居続ける。
いきなりわけわからんこと言ってるなぁ(笑)って思ってる人に順に説明していこうと思います٩( ‘ω’ )و
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菅元首相が今年1月に2035年までにすべての新車販売を電動車に切り替え、純ガソリン車、純ディーゼル車の新車販売を禁止する方針を明らかにした。 また東京都の小池知事はそれに先駆け2030年までに都内での純ガソリン車、純ディーゼル車の新車販売を禁止すると発表した。
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こんなニュースが去年あって『ふ〜ん』くらいにしか気にしてなかったけどガソリンエンジン部品作ってるうちの工場仕事なくなるじゃん!って今更焦って転職も考えた資格取得勉強をしてるわけだけど、改めて就職動機やら自分が何をしたかったのか考えてみる。
実際自分がなぜ自動車部品工場に就職したかって理由は三つ。
・F1とかバイクなどエンジンに興味があったから
車の免許もなく社宅に住み込んで移動手段が原付からってのが始まり。
・高校のときに就活の募集案件で労働条件の給与+賞与が単純に多かったから
母子家庭で貧乏だったのでとりあえず就職。
・職場が近そうだったから
後に電車が廃線になってるの知って急いで原付買ってもらったのはよく覚えてる。
そんな理由だったけど、
1番目のエンジン部品の仕事がなくなると『なんでこの仕事してるんだっけ?』ってなるので改めて自分のこれからのやっていきたい仕事を考えることになったしだい。
海外からしたらハイブリット車は「ガソリン車じゃないか!」といって受け入れられないらしい。こういう話はサミットとかで論議されてたんだろうけど。
結局ハイブリット車は輸入規制で売れなくなるのでやっぱり厳しい状況。
完全な電気自動車ってエンジンでタイヤを回すんじゃなくて、
タイヤが勝手に回るって話だからメンテナンスの面でも様々な点検項目があって
複雑なガソリン車と違ってタイヤ交換だけでメンテナンス終了^^
というようなF1のピットイン即ピットアウトみたいなイメージで物凄く効率的。
まだ電気自動車の課題は色々あるんだけど、エンジンにしがみついてそれだけ研究を重ねてきたからこそ日本車の『壊れないクオリティ』を維持できてた今までは
海外からしたらユニバーサル仕様にもならず日本の独占事業が気に入らなかったのかもしれない。
だからトヨタは矢面に立たされて豊田社長は必至に「目指すべきはカーボンニュートラルであってエンジンを無くすことじゃない」って言ってるわけだ。
エンジンの培ってきた技術がすべて水の泡をなって消えないように、
水素エンジンの道も切り開こうとしているが、
世界中が電気自動車に切り替わってる中、日本だけ水素自動車作ってたら完全に浮くよね。
このままエンジン部品に携わってきた仕事してきたからこそ
負けてほしくない気持ちを経済の波にエンジンが消えてしまうのは
仕方ないと思ってる気持ちが半々で複雑な気持ち。
結論は冒頭に書いたとおりだけど、
それでもエンジンの技術は何かしらの形で残してほしいものだ。