今日は法務局で法定相続情報一覧図の登記をする申請に行ったのだけど
必要書類が足りなくて断念した帰りに来来亭に寄って昼飯食ってたら
隣のテーブルのおっちゃんが千円くれた話。
嫁さんの祖父の遺産分割協議で話し合いで解決できなさそうなので
家庭裁判所で調停を行って、まとまらない場合は審判にて
決着をつけるつもりで手続きをしている最中。
まず最初に手を付けた手続きは、
調停を行う際に必要な書類で
法務局で申請する「法定相続情報一覧図」の登記を行う。
「法定相続情報一覧図」とは
相続の際に戸籍の束を各所に持っていき返却しては
別の手続きで戸籍の束を持っていくという証明の手間を
「法定相続情報一覧図」の登記によって省略するという登記の制度。
制度を利用して円滑に相続を行うことを目的として作られた背景があるが、
ぶっちゃっけ家庭裁判所が一々戸籍の束を確認するのが面倒だから、
法務局に仕事を丸投げして家庭裁判所の負担を軽くするための制度というのが
法務局の人間としての認識っぽい。
大阪府の法務局の受付の人は丁寧に教えながらアドバイスしてくれたのに
地元の法務局といったら案内という相談窓口は予約制の20分だけの制限付き。
まぁおかげで被相続人の戸籍の除籍と住民票の除票の二つが必要ってことに
気づけて二度手間にならずに済んだけどさ。
戸籍も住民票もどっちも同じものでどっちか一つあればいいものと思ってた。
嫁さんにPDFで「法定相続情報一覧図」を簡単に作成してもらって
コンビニでプリントアウトして再度提出してみよう。
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話は変わって法務局の帰りに来来亭で昼食を食べたのだけど
久しぶりのこってりラーメン美味しかった。
嫁さんは辛みそラーメン食べて満足してた。
片手で子供椅子に座らせた生後6ヶ月の次男くんにミルクをあげていたので
隣のテーブルのおっちゃんが「大変だねぇ~」と言ってニコニコ手を振ってくれて
次男にかまってくれて、帰り際に「これでかき氷でも食べさせてあげて」と
千円をくれたのでお礼を言ってありがたくもらった。
家庭裁判所で調停まで開かないとちゃんと遺産を分割してくれないケチな祖母や伯母と
違って、見ず知らずの赤子に千円もあげれる器の大きいおっちゃんが居たり、
世の中まだまだ捨てたもんじゃないなぁとしみじみ思う。
明日は久しぶりに家族をプールでも連れて行ってあげるかな。
子供たちに優しい世の中になるように未来をつくってやらなきゃな。